あなたは野沢菜漬けや高菜漬けって食べたことありますか?
私は食べることが大好きですが、その中で漬物も好物の一つです。
お酒の肴に、白いご飯のお供に楽しみます。
やめられなくなるのが難点ですけど・・・・。
その野沢菜漬けと高菜漬けの違いってご存知ですか?
それから私も知らなかったのですが、広島菜っていう野菜もあって、この3つを『日本三大菜漬け』と呼びます。日本三大漬け菜ともいいます。
そこで今回はこの日本三大菜漬けをご紹介しますね。
野沢菜漬けは信州長野の野沢温泉で有名
野沢菜は今では四国地方などでも栽培されるようになり、いつの時期も出荷されるようになりました。
もともとは古くから信州長野県の野沢温泉で栽培されてきた野菜で、11月から2月の寒い冬の時期に旬を迎えます。
「信州菜」という別名もあります。
私は東京に住んでいた頃は旅行やスキーでよく長野県に行きましたが、スキーに行った帰りには必ず野沢菜漬けを買って帰ったものです。
野沢菜ふりかけも好きでした。
野沢菜漬けには大きく分けて「本漬け」と「浅漬け」があります。
本漬けは見た目が飴色のもので、浅漬けは緑色の見た目鮮やかな葉っぱの色です。
私が好んで食べたのは浅漬けのほうでした。
また、長野県に行くと各家庭やお店で漬けているので、それぞれ味が微妙に違う野沢菜漬けを楽しむことができます。
「おやき」の具材としても親しまれていますよね。
野沢菜が少し古くなって、酸っぱさが強くなってしまったときには、細かくきざんで炒めて食べたりしました。
高菜漬けは九州の有名な漬物
大きな葉だと60センチ以上になる高菜は、九州地方でも熊本県で漬けられる「阿蘇高菜」が有名です。
高菜漬けも野沢菜漬けと同じように塩分控えめの浅漬けと、塩分多めで熟成させた古漬けの2つのタイプに分けられます。
阿蘇高菜のほかにも大分県の「久住高菜」や福岡県の「三池高菜」なども有名です。
福岡というとラーメンが頭に浮かびます。
でも、熊本も鹿児島もラーメンは有名ですよね。
その九州ラーメンのトッピングとしても有名なのが高菜です。
ラーメンのトッピングに使われる高菜漬けは古漬けのほうになります。
ですから、高菜漬けでよく食べるのは、浅漬けではなくて古漬けということになるかもしれませんね。
私は若い頃、ひんぱんに九州ラーメンを食べ歩いていました。
九州ではなくて、東京でですけどね。
一大ブームを巻き起こして、最近復活した「なんでんかんでん」に初めて行ったときは衝撃でした。
メチャクチャ臭い。
でも食べたらメチャクチャ美味しい。
このギャップってなんなの?と思いました。
と同時に病みつきに。
それから同じ環七通り沿いにあった「九州一番」というお店や、赤坂にあった「じゃんがらラーメン」っていうお店などで九州系のらーめんを楽しませていただきました。
今は札幌ですけどね。
失礼いたしました、ちょ~脱線です。
申し訳ありません、私は結構ならーめんオタクなんです。
ちなみにこんなお話もしているので、くだらないかもしれませんが読んでいただけたら嬉しいです。⇒『カップ麺一個では足りないときに満足するオススメの方法 』
日本三大漬け菜のひとつ広島菜
広島菜は正直、私は食べたことがありません。たぶん。
どこかで知らないうちに食べている可能性もありますけど・・・・。
広島菜は11月から1月が旬の辛味が特徴の野菜です。
おむすびの具材として人気が高い白菜の仲間ですが、どちらかと言うと、お酒の肴としての人気のほうが上ということです。
ぜひ一度食べてみたいです。
野沢菜と高菜の違いって?広島菜っていうのもあるらしいの【まとめ】
野沢菜
野沢菜も高菜もアブラナ科アブラナ属までは同じですけど、さらに分類すると野沢菜はラバ種、高菜はカラシナ種になります。
野沢菜はもともとはカブの一種で、京都から寒い長野県に持っていき育てたところ、寒さが原因でカブが育たずに、葉っぱの部分だけが育ってしまったものが始まり、というお話もあります。
なんでも歴史って興味深いですよね。
いま目の前にあるものが、「なんでこの姿形で存在するのか?」なんてことをすべてのものに対して探っていったら、いったい何時間が過ぎていくのでしょうか?
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感謝を申し上げます。
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