お椀とお茶碗が「あれっ!くっついてはなれない?!」
っていう経験アナタもありませんか?
食べ終わってお椀とお茶碗やお皿を重ねて、しばらく時間がたってしまったとき。
もしくは洗い物をしているさなかに食器を重ねて、さああとは濯(すす)いで終了という場面で。
私はいままでに何度も経験しております。
エッ?まさにいまリアルに困ってる?
それでは、お椀とお茶碗、お椀とお椀がくっついて離れないときの取り方について、お話いたしますね。
お椀とお茶碗がはまったとき!おすすめの取り方3つ
それではさっそく食器どうしが重なって取れなくなったときの対処方法を3つ、ご紹介させていただきます。
力任せはやめておきましょう。
怪我をしては身も蓋もありません。
沸かしたお湯につける
まずは鍋やフライパンにお湯を沸かしましょう。
気をつけていただきたいのはお湯の加減です。
沸騰させてはいけません。
お碗やお茶椀、お皿が割れる原因となります。
温度の目安は45度~50度ほどにしてください。
いつも入るお風呂のお湯の気持ち熱めバージョンです。
つまり手でさわれるけど「熱っ!」っていうくらいです。
お湯が沸いたら火を止めて、くっついてはまってしまったお椀やお茶碗を、お湯の中に入れてしばらく浸しましょう。
目安は1分ほどです。
取り出して外してみましょう。
いかがでしょうか?
お湯から取り出す時点で外れます。
その時点で外れなければ、取り出して逆さにすると外れますよ。
もうひとつ気をつけていただきたいのは、鍋にお椀やお茶碗を入れるタイミングです。
お湯を沸かし始めるときに入れないようにしましょう。
あくまでもお湯が沸いてから入れることをおすすめいたします。
万が一、お湯を沸かし過ぎて沸騰したら割れてしまうかもしれません。
この方法はコップやグラスなどのガラス類でも使うことができます。
ただ、ガラス類の場合は食器よりも割れやすいので、お湯の温度は少し控えめにしましょう。
上側の食器に冷水を入れて浸す
もしも上記の取り方で外れなかった場合の方法です。
お湯の沸かし方は上記とまったく同じです。
お湯を沸かす前に、上側になった食器に氷の入った冷水を入れて、しばらく冷やしておきます。
お湯が沸いたら、できるだけそのまま冷水がこぼれないようにして、重なった下側の食器をお湯に浸しましょう。
しばらく浸しているとカパッと外れてくれます。
薄いカードと洗剤を使う
沸かしたお湯に入れることが抵抗のある方は、この取り方を試してみましょう。
まずは薄いカードを用意します。
ラミネートされたカードや診察券など、プラスティック製のトランプ、最近は見かけませんがテレフォンカードなどがあれば、そのくらいの薄いカードです。
その薄いカードを、くっついてしまった食器と食器の隙間にあてて、カードが入る隙間を探します。
見つかったら、そこに食器洗い用洗剤をその隙間に流し込みましょう。
そしてカードを隙間に入れたまま、洗剤を伸ばすようにして食器と食器の間をスライドさせていきます。
洗剤が隙間全体に広がっていくと簡単に外れることがあります。
なぜお椀とお茶碗がはまってくっついてしまうのか?理由は
重ねたお椀とお茶碗がなぜピッタリとくっついて離れなくなってしまうのか。
その理由はというと
食器を重ねてしばらく放置すると食器の温度が下がって、さらに中の空気の温度も冷えて、食器どうしが引っ張り合ってしまうという現象が起きるからです。
だからくっついてしまうんですね。
ほかにこんな取り方も
お椀とお茶碗がくっついてしまったときの取り方について、おススメの3つの方法をお話ししましたが、そのほかにも取り方がありますので一応ご紹介しておきます。
衝撃を与える
これで外れたらラッキー!くらいの気持ちでシンクの内側の角にコンコンコン、なんて軽く衝撃を与えてみましたが、思っていた通りダメでした。
笑うしかありませんね。
これは私としては失敗ですが、成功談もあるようです。
割れてしまう可能性が高いのでおすすめできません。
電子レンジでチンっ
くっついてしまった食器をそのままレンジに入れて普通に温めます。
やってることはお湯を沸かして浸すのと同じことですよね。
それをレンジだけでクリアしてしまおうというやり方です。
じっさいにウソのようにパカっと外れます。
ただし、ここで問題なのは温める時間ですよね。
私の場合は2分強ほどでした。
でも、やり過ぎてレンジの中で爆発!なんてことも起こりそうで抵抗があります。
試しにやってみただけです。
この方法はおすすめではないので上記には入れませんでした。
強いハートの持ち主でやってみようと思ったならば、温める時間は少しづつ様子を見ながら行うのがいいでしょう。
お椀とお茶碗がくっついた!はまったときの取り方の【おわりに】
お椀とお茶碗、お椀同士など食器がピッタリくっついて取れなくなってしまうことはありますよね。
はまらないようにするには気をつけるしかありません。
違う大きさのものや形の違うものを重ねるようにする。
あえて斜めにして平行にならないように重ねるとか、ずらして重ねる。
というように、いろいろと工夫してみるといいですね。