地震で避難!必ずブレーカーを落として!!
大きな地震が起きたとき、家屋が倒壊して道路が通行できない状態もありえます。
そして地震は火事につながります。
その発火点として漏電が大きな割合を占めます。
大きな揺れを感じたときには、ブレーカーを落として漏電事故を防ぎましょう。
もちろん避難が必要になった場合は、ブレーカーを落としてから家を出てください。
そうすることで家屋から出荷する可能性を小さくすることができます。
冷蔵庫の中身が気になる方もいらっしゃるかと思いますが、そんなことも言ってはいられないでしょう。
もしもアナタの家から出火した場合、どれだけ被害が大きくなるかは測り知れません。
とくに繁華街や住宅が密集した地域、風が強い場合、他の家からも出火している場合、など場合によっては街1つごと焼け野原になりうるケースも考えられます。
そう考えたら、冷蔵庫の中身など気にしていられなくなりますよね。
大きな地震で避難するときは必ずブレーカーを切りましょう。
避難所から家に戻ったらブレーカーは戻してもいいの?確認するべき3つのポイント!!
地震も落ち着いて、避難所から帰宅したときにブレーカーをすぐに戻したいかもしれませんが、いくつか確認しておくことがあります。
家屋に損傷がないかどうか
家屋に損傷があった場合はその箇所に電気配線があったりして、万が一切断されていたり、配線を覆う被覆が破れていたりすると、そこからショートして発火する可能性が高くなります。
家屋外部の電気配線
電柱などから家屋につながっている配線のことです。
大きな揺れをともなう地震が起きた場合、電気の配線が引っ張られて伸びてしまったり、接続場所が外れてしまったりすることがあります。
そのような箇所に電気を通そうとすると、出火する可能性が極めて高くなります。
家電のコードなど
地震が起きたときに家電が倒れたり、もしくは家電や家電のコードなどに他の物が倒れたり落ちたりしていたら、損傷があるかもしれません。
コードに損傷があって配線を覆う被覆が破れていたりすると、先程と同様に発火する恐れがあります。
配線なども含めた家電自体とその周りの状況も確認しましょう。
この3つのポイントを確認して、問題がなければブレーカーを戻してみましょう。
できることなら専門家に点検してもらってから戻すことをオススメいたします。
ブレーカーを落とす以外にするべきこと
水の確保
大きな揺れがおさまったら、まずするべきことは水の確保です。
いつ水道が止まるかわかりません。
地震の被害はじょじょに広がっていきます。
お風呂の浴槽、バケツ、ペットボトル、鍋など貯められるものには貯めましょう。
飲み水や料理に使う水も必要ですが、トイレの水も大事です。
何日も水道が止まってしまうと、トイレには汚物が溜まってひどい臭いを放ちます。
それを防ぐための水はとても重要な役割を果たします。
それから万が一怪我をしてしまったときに洗い流すための役割もあります。
震災にあったときに水は最も必要な存在になります。
まず確保することをオススメいたします。
くつの用意
余震が続く可能性もあります。
万が一に備えて、くつを履くか手元に準備しておくといいでしょう。
大きな揺れがあった場合は、玄関まで行ってくつを履くこともままならなくなります。
窓や室内のガラス系のもの、鏡、照明などが割れたときに足の裏を切ったりしたら、逃げたくても逃げられないという状況になりかねません。
足を守るくつも大事な存在です。
地震に関するお話をこちらでもしているので、是非ご覧になってみてください。
⇒『地震対策の突っ張り棒は意味ないの?効果的な位置とは!』
⇒『北海道胆振東部地震で全道停電ブラックアウトはなぜ起こったの?』