お墓参りの花束はどこで買う?花選びのマナー5つのポイント

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お盆、お彼岸、命日、お正月などお墓参りに行くときに、花束を用意することが多いかと思いますが、そのお花選びアナタはどうしてますか?

お花を選んで花束にしてもらったり、店頭に花束にされてる仏花を購入したり、店員さんにお任せしたり、などさまざまなケースがあるかもしれませんが、お墓参りのお花選びには基本的なマナーがあります。

そのお花選びのマナーについてお話をしたいと思います。

 

お墓参りの花束はどこで買う?

お墓参りに持っていく花束を購入するのは、お墓や霊園のそばのお花屋さんが多いかもしれませんね。

もしくは家のご近所のお花屋さんや、お付き合いのあるお花屋さんで購入して、持っていく方もいらっしゃるでしょう。

最近はスーパーにもお花屋さんが入っていて、比較的安く購入出来るので、お墓の近くのスーパーで購入する方も多いかもしれません。

 

お墓参りの花束をどこで購入するか、ということには決まりはありません。

そのときどきのご都合で、いつも違うお店でも問題はありません。

 

お花選びのマナー5つのポイント

お花選びに関しても、最近はそんなに神経質にならなくても、よくなってきました。

ただ、基本的なマナーは知っておいて損はありません。

気にされる方もいらっしゃいますからね。

 

そこで念のために知っておいたほうが良い、お花選びのマナーをご紹介しておきますね。

 

お墓参りでお供えするお花の本数

お墓参りの場合は、左右一対で2束の花束が必要になりますが、その1つの花束に含むお花の本数は3本、5本、7本というように奇数にすることが、基本的なマナーです。

仏教では「9」が最も位が高い数字とされて、奇数を用います。

 

お墓参りのお花の供え方

お花のお供えのときには、花の高さを気にする必要があります。

もちろん花束の本数にもよりますが、後方の花を高く(長く)、前方の花を低く(短く)するようにしましょう。

お花屋さんで選んで買うのであれば、そのときにお願いすると手間がはぶけますよね。

 

それからもうひとつ、かなり突っ込んだお話になりますが、花束の形は気にしたことはありますか?

厳密に言うと、ひし形の形にするのが良いと言われています。

 

それと花束の向きですが、高い後方は墓石側、低い前方は参拝者側です。

つまり花束は参拝者に向けてお供えすることになります。

 

 

お墓参りにお供えするお花の色

昔から伝わるマナーでは、お墓参りのお花は黄色の3色という基本的なルールがあります。

これには深い意味があるのですが、ここでは割愛させていただきます。

 

でも最近は花の色に関しては、それこそ神経質になる必要はないでしょう。

ピンクや赤、オレンジの花を入れても大丈夫です。

しいて言えば、色の数は奇数にしたほうがいいかもしれません。

 

お墓参りのおはなしなので余談にはなりますが、故人が亡くなられて四十九日までは、白を基調とした花束にしなければなりません。

 

お墓参りにタブーとされる花5種類

お墓参りのお花は何でも良いというわけではなくて、お供えしてはいけない花もあります。

それらをご紹介しますね。

 

毒を持つ花

・スイセン
・スズラン
・キョウチクトウ
・彼岸花 など

さすがにトリカブトを供花にしようとは思わないでしょうが、スズランやスイセンに毒があるというのは少し意外かなと思いますね。

 

トゲのある花

・バラ
・ザクロ
・アザミ など

アザミも供花に選ぶことはないかと思いますが念のため。

 

香りが強い花

・バラ
・ユリ など

 

花粉が落ちやすい花

・ユリ など

 

つる性の花

・アサガオ
・クレマチス(てっせん)

 

以上の5種類になります。

 

 

タブーとされる花にユリが入っているのは意外と思われるかもしれませんよね。

実際にお墓でよく見かけるのではないでしょうか。

 

ただ、花粉が多くて落ちやすい花は、落ちた花粉が墓石にシミを作るので、お墓にとっては良くないということです。

ですから、ユリなどの花粉が落ちやすい花をお供えする場合は、お花屋さんで花粉をとってもらうか、自分でティッシュなどでふき取るようにすれば問題ないでしょう。

 

また、トゲのあるバラも故人が好きだったからお供えしたい、という方もいらっしゃいますよね。

その場合はトゲをとってしまえばいいでしょう。

 

それから香りが強い花ということでバラとユリを挙げましたが、「仏様は香りを召し上がる」と言われているのだから矛盾かな?と私は考えます。

 

というように消去法で見ていくと、タブーとされるのは「毒性」と「ツル性」の2つになるかなという感じですね。

それと椿の花は散る時に花の首の部分からいっぺんに落ちることから、縁起が悪いとされています。

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お墓参りにふさわしい花

お墓参りにタブーとされる花を挙げたので、つぎは逆にふさわしい花をご紹介します。

最近では菊やカーネーションは時期を問わず1年中あるので、メインとして使うには適していると言えるでしょう。

それらにどんな花を合わせるかということになりますが、季節ごとに見てみますね。

 

春に合わせる花

・アイリス
・キンセンカ
・アマリリス
・フリージア
・シンビジウム
・スイートピー など

 

夏に合わせる花

・ユリ
・ケイトウ
・ヒマワリ
・グラジオラス
・マーガレット
・ほおづき など

 

秋に合わせる花

・コスモス
・りんどう
・ききょう など

 

冬に合わせる花

・スイートピー
・サザンカ
・アイリス
・せんりょう など

この項のはじめにも申しましたが、菊の花は邪気を払う魔除けの花でもあるので、やはり外せませんよね。

また、故人が好きだった花をお供えするのは良いことです。

 

 

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お墓参りの花束はどこで買う?花選びのマナー5つのポイントの【まとめ】

お墓参りにお供えするお花は古くはさまざまな縛りがありますが、最近はそれがじょじょに解かれてきています。

そのように必要ではないルールやしきたりは、トキとともに改善されていくことが望ましいと私は思います。

お墓参りに関するルールやしきたりはたくさんありますが、最低限のことは守って、マナーのある姿勢で臨みたいと思います。

 

こちら「のむねるたべる」を訪れていただきまして、誠にありがとうございます。

感謝を申し上げます。

 

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