酉の市と言うと、まっさきに頭に浮かぶのは浅草、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際には酉の市は各地で行われていますよね。
寒さも増してくる11月の行事のひとつなので、酉の市に行くと年末が近づいたことを感じたりします。
その酉の市で売られている熊手ですが、買ったあと家に持って帰って
どこに飾ったらいいのか?どんなふうに飾るのか?去年の熊手の処分はどうしたらいいのか?
などなど、様々な疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
そんな熊手のお話をしますね。
酉の市で買ってきた去年の熊手はどうやって処分したらいいの?
去年初めて行った酉の市で買った熊手、今年もまた行こうと思うのだけど、新しい熊手を購入するのに去年の熊手はどうしたらいいのだろうか?
初めてのことはわからないことだらけですよね。
商売繁盛や運を上げるための熊手ですから、粗末に扱ってはいけません。
酉の市に行くと、何やら古そうな熊手を持って歩いている人を見かけたことはありませんか?
その人が持っている熊手は去年の熊手です。
去年の熊手をお返しするために、今年の酉の市に持ってきているんです。
じゃあ、いったいどこに持っていくのか?
例えば浅草の酉の市だったら、浅草鷲神社(おおとりじんじゃ)や長國寺の入り口に「古熊手納所」が設置されています。
もしくは年末年始のお焚き上げに持っていくのがいいでしょう。
どちらを利用するにしても、神社やお寺に事前に問合せをしておいたほうが確実ですよね。
酉の市で買った熊手を飾る場所はどこがいいの?
処分の話の前に、そもそも初めて酉の市で熊手を購入したけど、どこに飾ったらいいのか知りたい、という方もいらっしゃいますよね。
申し訳ありません、お話の順序が逆になってしまいましたね。
酉の市で買った熊手は、家の北か西北か西の方角にあたる場所に、南か東南か東に向くようにして、目線よりも高い位置に飾りましょう。
神棚を飾る位置と同じなので、神棚があるおうちならその隣に並べて飾っても大丈夫ですよ。
神棚がなければ、リビングなどの人が集まるお部屋や玄関などがおすすめです。
ただし、もう一度申しますが家の北か西北か西の方角にある部屋にしたいですね。
つまり、その方角にリビングや玄関があればラッキーということです。
酉の市で購入した去年の熊手!知っておきたい処分の仕方飾る場所の【まとめ】
酉の市は「おとりさま」とも言います。
そちらのほうが馴染みがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
お多福や大黒様、大判小判に宝船、松竹梅、打出の小槌、鯛、亀、鶴、米俵などなど、たくさんの縁起物が付いた熊手で、良い運や金銀をかき集めちゃいましょう。
酉の市に行くと、さまざまな熊手が売られていますが、アナタの好みの熊手を買うのがいいかと思います。
機会があれば是非、酉の市に行ってみてくださいね。
来年はいい年になりますよ。
「のむねるたべる」を訪れてくださったことに感謝を申し上げます。
どうもありがとうございます。
ほかにもこんなお話をしているので、よろしければご覧になっていただけたら嬉しいです。
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