秋といえば「食欲の秋」「読書の秋」などとよく言われますが、紅葉狩りも楽しみのひとつではないでしょうか。
真っ赤になった山を歩いて紅葉(こうよう)を楽しみながら癒されて、落ち葉を家に持って帰ったりしたことはないですか?
とくに小さなお子さんは「これキレイ!ママ持って帰りたい」なんて言いながら拾うことがありますよね。
そこで、せっかく紅葉狩りで拾った落ち葉を無駄にしないで楽しむ活用方法と保存方法を一緒にご紹介しようと思いますので、ご参考にしていただければと思います。
紅葉狩りで拾ってきた落ち葉はどうやって保存すればいいの?
紅葉(もみじ)のキレイな色は、アントシアニンなどのいわゆる抗酸化性物質といえるものです。
酸化することによってキレイな色も変わってしまうことになります。
ですから、酸化させないことがキレイな色を保つ秘訣です。
酸化させないためには外気に触れさせないことと、水分を抜いてしまうことがポイントになります。
そこで、拾ったあとはできればビニール袋等に入れて空気にふれないようにして持ち帰りましょう。
家に帰ったら水分を抜きます。
水分を抜く前に、もしも紅葉に汚れが付いていたら、ティッシュなどで汚れを拭き取りましょう。
力を入れすぎると紅葉が切れてしまうので注意しながら軽く拭くと良いですね。
この作業はお母さんがやってあげたらいいかもしれません。
紅葉が切れてしまったらお子さんは泣いてしまうかもしれないですからね。
キッチンペーパーと、できるだけ重くて大きめの本を何冊か用意しましょう。
大きめの本の上にキッチンペーパーを2~3枚重ねて敷いて、その上に落ち葉を重ならないように並べていきます。
キッチンペーパーから、はみ出さないようにご注意ください。
紅葉の大きさにもよるので何とも言えませんが、4~6枚くらいが重ならずに並べられる枚数でしょうか。
並べたら、その上にキッチンペーパーを同じ2~3枚、重ねるようにのせてください。
2~3枚のキッチンペーパーで紅葉をはさむということです。
そしてさらにその上から重めの本をのせます。
重い本がなければ何冊か複数の本をのせましょう。
もしくは軽い本しかなくても、本の上に重しになるものをのせれば大丈夫です。
本がなければ2枚の板で挟む方法もあります。
もちろん、板の上には重しになるものをのせてくださいね。
上から荷重をかけることで紅葉の水分を絞り出すイメージです。
そして3~5日そのままにしておけば水分が抜けます。
キッチンペーパーを新聞紙で代用することもできますよ。
たくさん拾ってきた場合は新聞紙のほうがいいですね。
紅葉や落ち葉はシワになりやすいので、シワにならないためにも、なるべく重い本や重しをのせて、しっかりと乾燥させることが大事です。
乾燥させた紅葉で何を作れるの?
さて、紅葉はパリッと仕上がったでしょうか?
紅葉がパリパリ状態になったら、ここからが本番です。
お子さんと一緒に楽しんじゃいましょう。
貼り絵にする
画用紙に紅葉を貼って、さらに絵を加えて貼り絵にするのも楽しみ方のひとつです。
紅葉をほかのものに例えて絵を書くのもいいですよね。
こういう工作はお子さんの想像力を膨らますのに役立ちますよ。
紅葉を画用紙に貼る場合は、セメダインや両面テープを使うといいでしょう。
セロファンテープを輪にして両面テープ替わりにするのでも大丈夫ですが、もしかすると粘着力が足りないかもしれませんね。
ふだん紙に使う普通のノリでは粘着力が弱いのでセメダインのほうがおすすめです。
しおりに使う
古い時代からそうですが、押し花や落ち葉をしおりの代わりにするのも、風情があっていいですよね。
ましてやそれが紅葉だとオシャレです。
紅葉はそのまま使ってもいいですけど、ラミネーターがあればラミネートしてしおりに使うのも便利でおすすめです。
または、そのラミネートした紅葉を好きな形に切って使うのもいいですよね。
壁などに飾る
ラミネートができるなら、そのラミネートした紅葉を壁などに飾ってもいいです。
もしくは風鈴などのような感覚で吊るしておくのもいいですよね。
ラミネートをパウチなどで穴を開けてヒモを通せば出来上がります。
ラミネートができなきても、額縁に入れて壁に掛けておくのもいいです。
額縁は今どき百均で売ってますから便利ですよね。
紅葉狩りした落ち葉の保存と活用方法!子どもと楽しむ工作3選の【まとめ】
紅葉狩りをその場だけでなくて、家に帰ってからも楽しむことが出来れば、さらにいい思い出になるでしょう。
小さなお子さんには豊かな感性があります。
その感性を伸ばしてあげられるかどうかはお母さんのウデしだいです。
小さい時期の教育がその子の将来を大きく左右させます。
幼稚園や習い事もいいかもしれませんが、おうちでママと一緒に行うことがお子さんにとっては良い影響を与えます。
それはやっぱりお母さんと一緒が楽しいから、好きだから。
だからお母さんと一緒にやることが、子どもにとって最もいい教育になるのです。
教育というものは家庭で行う教育が最も大事です。
最後に紅葉狩りのお話に戻りますが、木についている紅葉を取ったりしないようにしましょう。
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感謝を申し上げます。