今年2018年の敬老の日は9月17日、月曜日です。
『敬老の日』というと、アナタはご両親やおじいちゃんおばあちゃんに何かしてあげたり、何かプレゼントしたりなどしてますか?
いつからする?何歳からする?何する?などなど、「?」がたくさん思い浮かぶかもしれませんね。
でもそれは、育ったご家庭や人それぞれの価値観、現在の生活状況などで、さまざまだと思います。
敬老の日に何かするご家庭もあれば、何もしないご家庭もあって然りでしょう。
そこで敬老の日のことを少し考えてみたいと思います。
敬老の日にもらって嬉しいものは何?
もしも敬老の日にプレゼントをするとしたら、世間一般的なおじいちゃんおばあちゃんは何が嬉しいのでしょうか?
次のような結果が出てますよ。
おじいちゃんなら、お酒や衣類、食事や旅行、金券、お菓子、健康グッズなど。
おばあちゃんなら、お花やお菓子、食事や旅行、金券、コスメ、バッグや財布など。
となっています。
うーーーん、なかなかリアルというか・・・。
でもこれは、「もしもプレゼントしてくれるなら」に対するお答えなので、こういう結果ということです。
いやいや、私が何を言いたいかというと、「モノより思い出」的な発想が欲しいな、そういう答えが欲しいなということなんです。
もちろん、そういうお考えのおじいちゃんおばあちゃんもたくさんいると思いますよ。
敬老の日に何もしないはアリ?でも何かするとしたら?
「いまは家計的に苦しくてプレゼントなんて出来ないよな。」ってご家庭も多いかと思います。
「でも、旦那の両親に何もしないのもなあ。」と考えてしまう方もいらっしゃるでしょう。
そんなときに何をしたらよいのか?低予算の中でできることを考えてみましょう。
3千円くらいの予算が組めるなら
もしも3千円くらいの予算が捻出できるならば、私は十分ではないかなと。
その御予算があれば、お二人に共通な好みの「お菓子」や「スイーツ」は購入できますよね。
けっして高級じゃなくてもいいと思います。
高級志向にならなければちょっとしたグルメ系も手が出るはず。
霜降り肉とかお刺身、うなぎなどは無理だとしても、「○○のお蕎麦」とか「○○の佃煮」、こだわりのお醤油、こだわりのお酒類、などなど手が届くものはけっこうあるはずです。
お孫さん手作りのもの
敬老の日のお祝いは「いつから?」の答えのひとつに「お孫さんが生まれてから」というのもあるかな?と思います。
お子さんがいらっしゃれば、やっぱりおじいちゃんおばあちゃんは、お孫さんからのお手紙はメチャクチャ嬉しいものです。
お孫さんからの心がこもったお手紙に、似顔絵や折り紙で折ったものなどをセットにプレゼントしたら、それ以上のものはないでしょう。
お手紙には、「いつもありがとう」や「これからも長生きして一緒に遊んでね」などの言葉は必須ですよ。
お食事など団らん
もしも行き来できる距離にお住まいなら、ご自宅に誘って一緒にお食事したり、逆にお邪魔して手料理を振る舞うなどすることが良いのではないでしょうか。
わざわざ外食に行かなくても、どちらかのご自宅でおじいちゃんおばあちゃんが好きな料理やお酒などを用意してみんなで楽しく過ごすことが、一番喜ぶかと思います。
プラスアルファのひと品
お孫さんからの手作りプレゼントとアナタの用意した料理、そしてもうひと品あるといいなと思うもの。
例えば、アリキタリかもしれませんが「写真」です。
普通のアルバムでもいいですし、立体的なフォトフレームなどでもいいでしょう。
もちろん、ご予算が許される限りで高くないものが前提のお話ですよ。
場合によっては、100均で1枚用のフォトフレームを、何枚かセットで用意するのもいいでしょう。
それにお孫さんメインの写真と、ご家族の写真を入れてプレゼントすれば、言うことなしの敬老の日になるのでは。
そのときに全て写真で埋めずに最低でも1ヶ所はカラにしておきましょう。
そして敬老の日の当日、全員で写真を撮って、後日その写真を送って足してもらえば、おじいちゃんおばあちゃんは、なお嬉しいかと思います。
さらに自分たちで好みの写真を入れられるスペースを少し残しておいてあげれば、なお良しなのでは。
このパターンなら、毎年同じでも喜んでくれるのではないでしょうか?
(あまいか?笑)
避けたほうが良いプレゼントってあるのかな?
ところで、もしもプレゼントできる予算があるときに、避けたほうが良いプレゼントというものがありますので、ご紹介しておきますね。
お茶
お茶好きなおじいちゃんおばあちゃんは多いので、ついついプレゼントしようかと思うかもしれません。
ところが、お茶って弔辞や香典返しで使われることから「死」や「別れ」を連想させる縁起の悪いものにあたります。
パジャマ
パジャマは寝るときに着る服装ですよね。
普通に寝るぶんには何ら問題はないのですが、「寝たきり」になられては困りますよね。
鉢植えの草花
花束は問題ないのですが、鉢植えは根が付いている植物ですよね。
その「根付く」が「寝付く」を連想させることから、お見舞いでもタブーとされています。
靴下や下着や靴
肌に直接さわる下に着るものは、目上に贈ることが失礼とされています。
靴下や靴など「踏みつける」というものも、同じく失礼にあたります。
くし
髪を結う「くし」は「苦」や「死」を連想させ、縁起が悪いものとされています。
ハンカチ
ハンカチは別名「手巾(てぎれ)」なので「手切れ」を連想させます。
下手をすると「縁を切りたいのね」なんて捉える年配者も。
などがありますが、いわゆる古い考え方とも言えますよね。
ですから、これもご家庭やその方の考え方によるものなので、あくまでもご参考までに紹介させていただきました。
敬老の日は何もしない?何かする?もらって嬉しいものって何だろ?のおわりに
ご年配の方を敬い感謝するという気持ちは、つねに持っていたいなと思います。
ところが敬老の日となると、何をしたらいいか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
モノがあふれた現代ではやはり物欲が強い方も多いかと思いますが、基本は「気持ち」「心」だと思います。
また、それを理解できる方が多くなることを願いたいなと思います。
某社の車のCMで使われた「モノより思い出」、私は大好きです。