寒露のころとは2018年はいつ?季語にも使われる?

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寒露って聞いたことはあるけど、一体なに?
季節を表す言葉かな?って気はするけど、だとしたらいつの事を言うの?
そう言えば、季語にも使われてたような気もするし、「寒露の候」とか言ったりするよね。

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などなど、なんとなく聞いたことあるけど、詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか?

その寒露のお話をしたいと思います。

寒露とは?その意味は?

二十四節気の寒露

『寒露』とは、秋の季節を指す言葉のひとつで、1年間を24の時期に分けた二十四節気のひとつです。
二十四節気の秋を指す「秋分」の次に来る5番目の時期です。

二十四節気でよく知られているのは「春分」「夏至」「秋分」「冬至」ではないでしょうか。

二十四節気についてはこちらで知ることができますので、ご参考にされてください。
『二十四節気の順番は?最初は立春で最後は大寒は知ってるけど 』

寒露の読み方と意味

いまさらですが、寒露の読み方は「かんろ」です。

「寒」という字を使うので冬を指す言葉かなと思いますが、秋を指す言葉だということはわかりました。
しかし、秋分の後なのでもう少しで冬に入る時期であることもわかります。

寒露とは「朝露が冷たい外気にさらされて凍りつく直前の時期」を指します。
そしてその朝露のことを寒露と言って、「早朝の野草に降りた露が寒さで凍る一歩手前の時期」という意味です。

このころになると秋の長雨の時期が終わって大気が安定して、空気が澄んで晴れる日が増えてきます。
本格的な秋の到来とも言え、農作業の収穫もヤマ場を迎える時期となります。

2018年の寒露はいつ?

二十四節気は1年間を24等分にしたもので太陽の動きから算出されます。
ですから、毎年決まった日ではなくて若干のズレがあります。

寒露は毎年だいたい10月8日か9日くらいですが、2018年は10月8日(月)になります。

そして寒露の期間は10月8日から22日までです。

寒露は季語なの?

季語と言えば俳句ですよね。
小学生のころを思い出します。

季語とは俳句の中で季節を表す言葉として用いられるもので、「五・七・五」の俳句の中に必ず1つ盛り込まなければならない言葉です。

そして寒露は当然ですが秋の季語になります。

それでは寒露を盛り込んだ俳句をいくつかご紹介しておきますね。

・目に見えぬ塵を掃きたる寒露かな 手塚美佐
・水底を水の流るる寒露かな 草間時彦
・自然薯の切口白き寒露かな 池田秀水
・汲み置きの水平らかに寒露の日 角川照子

寒露のころの食べ物といえばなに?

とくにこの時期の特別なメニューというものもありませんが、旬なものはもちろんありますよ。

秋の味覚といえば、栗(くり)、きのこ類、秋刀魚(さんま)、里芋、サツマイモ、銀杏、などなどがありますよね。

寒露のころとは2018年はいつ?季語にも使われる?の【まとめ】

昔から季節を読み取るのに使われてきた二十四節気。
その二十四節気の秋分の次の時期にあたるということで、農作業も収穫の真只中ですね。

寒露の意味はお話しましたが、なんとも季節感のある言葉ですよね。
こういう季節感がある言葉こそ、俳句の季語にはふさわしいのではないかと感じます。
ふだん俳句など読まない人間が申し上げるものでもありませんが・・・。

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