桑名石取祭2018年はいつなのか?日にちは?
「日本一やかましい祭り」、「天下の奇祭」と称されている『石取祭』は三重県桑名市の春日神社周辺で開催されます。
桑名市の石取祭とはどんなお祭りなの?
およそ400年前から続く伝統行事で、午前0時に神社本殿から合図があると40数台の『祭車(さいしゃ)』と呼ばれる3輪の山車が、鉦(かね)や太鼓を打ち鳴らしてその音を響き渡らせながら街中を練り歩きます。真夜中の光景とは思えませんよね。
もともとは町屋川上流の「栗石」を春日神社に奉納する祭礼でした。
今でも川の石を運んでくるところから始まります。
2016年にはユネスコ無形文化遺産登録された33の祭礼のうちの一つです。
石取祭2018年の日程
6月3日に祭車の順番を決める御籤占式から始まり
8月3日(金)の夜中の0時(日付は4日になります)に叩き出し
8月4日(土)、5日(日)の2日間という日程になっています。
雨天の場合は中止なの?
雨の場合でも「危険はない」と判断されれば、石取祭は続行します。
祭車が雨に濡れたら心配ですが、祭車用の傘やカッパがあるのです。
通行止めなどの交通規制を知りたい
お祭り当日は祭車が街中を練り歩くため通行止めなどの交通規制がかかります。
2016年の資料になりますが案内図をお伝えしておきますね。
※上図の下部と、下図の上部はかぶっています。
石取祭へのアクセスが知りたい
電車の場合
JR関西本線「桑名駅」または近鉄名古屋線「桑名駅」から徒歩で15分ほどです。
車の場合
伊勢湾岸自動車道湾岸桑名ICから15分ほどです。
お祭り専用の有料駐車場や無料駐車場も設けられますが、すぐに満車になります。
また、石取祭周辺では通行止めなどの交通規制が広範囲で行われるので、お車の利用はオススメできません。
どうしてもという場合は桑名駅周辺の有料駐車場になると思いますので、ご案内の地図はお伝えしますね。
見どころの『叩き出し』とは?
7月の鉦鼓練習が終わってからお祭り本番までは、一切太鼓の打ちならしが禁止されています。
そして地元の皆さんが1年間待ちに待った石取祭の始まりの儀式にあたります。
静けさの中で迎える午前0時を待って、一斉にして鉦と太鼓が打ち鳴らされる瞬間はメチャクチャ迫力です。
花火はあるの?
桑名石取祭には花火大会はありません。
ですが、桑名には『桑名水郷花火大会』があります。
桑名水郷花火大会
2018年の日程は7月28日(土)の19時30分から21時の予定になっています。
小雨の場合は決行予定ですが、雨や風が強い荒天の場合は7月29日(日)、30日(月)に順次延期となります。
場所は三重県桑名市の揖斐川河畔(鍋屋堤)です。
石取祭2018はいつ?雨天の時は?交通規制はあるの?のおわりに
祭車の順番を決める6月の御籤占式から8月5日までの約2ヶ月の間、桑名の街も人も石取祭一色になります。
それ以外の10ヶ月の時間は石取祭を待つ、石取祭に備えたトキと言えるほど、地元の皆さんは石取祭のために生きています。
やかましいほどの石取祭の鉦と太鼓の音、人々の掛け声。
それを子守唄がわりに眠る「桑名っ子」は「いつか自分も祭車の一番前で太鼓を鳴らすんだ」、そして大人たちは「この伝統を子どもたちにつなぐんだ」という思いで暮らしているのです。
桑名の人々の熱い思いに、機会があればぜひ触れてみていただきたいなと思います。