ニジェールのゴミ事情!どんな国なの?川は有名?

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ニジェールのゴミを緑地化して砂漠化防止対策

サハラ砂漠は有名だが、ニジェールという国の名前は聞いたことがあるだろうか?

ニジェールの国では道端に大量のゴミが捨てられる。

なんとためらいもなく、住民はポイポイゴミを捨てます。

それは不思議なことでなく日常茶飯事だといいます。

 

生活で出たゴミはそこら中にばらまくのではなく、ゴミ捨て場が道端に点在しているということで少しは安心。

しかしそのゴミの量がメチャクチャ多いのです。

このニジェールのゴミは何とかならないか。

 

しかもこの国はアフリカで最も貧困な国と言われています。

その解決の糸口を作ったある日本人がいます。

彼はニジェールのゴミを砂漠にまき、そこを緑地化して砂漠化の防止と貧困の両方を解決しようとしました。

このニジェールのゴミを緑地化して砂漠化を防止するというお話は、以前にお伝えしたので是非こちらの記事を参考にしていただけたらうれしいです。
↓ ↓ ↓ ↓
『サハラ砂漠の緑地化はゴミをまくだけでできる?なぜ?』

 

今回はそんなニジェールがどんな国なのか少しお伝えしたいと思います。

 

ニジェールは国土の75%がサハラ砂漠

ニジェールはアフリカの西部にある共和国で、国土のおよそ75%がサハラ砂漠にあたります。

面積は日本の3.3倍、人口は1,800万人ほどです。

 

サハラ砂漠が国土の上部およそ75%を占めるニジェールは、北部が乾燥地帯、南部はステップ気候といって、6月から10月には雨季がある地域です。

世界で一番高地にある砂丘があるのもニジェールです。

 

ニジェールの国における産業は農業、畜産業、鉱業の3つです。

国民のおよそ80%が農家であるにもかかわらず、農耕地は国土の10%に満たないという悪状況。

しかも雨季が短いため食糧生産に安定化はない。

 

社会的にも経済的にも、そして自然、気候も非常に悪い環境にもかかわらず、ニジェールの人々は明るく穏やかで親しみやすいといいます。

鉱業の主力はウランだが、その埋蔵量は世界でも有数で日本の企業も関連しています。

公用語はフランス語ですが、各地域では民族語がメインになります。

 

 

母なる大河ニジェール川の場所

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ニジェールの首都ニアメには、ニジェール川が流れます。

その長さは全長4,180キロメートル、日本の稚内から那覇までの距離よりはるかに長いことになります。

 

源流はギニアの山岳地帯です。

ギニアの山岳地帯は年間におよそ4,000ミリの降雨量があります。

ニジェール川はこの地帯からマリに流れ込んでニジェールへと到達して、ギニア湾に注ぎ込みます。

 

おわりに

簡単ではありましたがニジェールの国をご紹介させていただきました。

気候風土も厳しく、経済的にも困難な状況に置かれているところに、日本人がゴミを集めて砂漠にまき、そのゴミから植物が育ったことで緑地化が実現。

加えて砂漠化の防止対策にもなる、食糧問題の解決にもつながる。

同じ日本人として誇りに思います。

国境を隔てて困った人を助けるということは、世界平和にもつながるのではないかと。

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